組織の活性化に対するグーグル合同会社の取り組み事例を紹介。ビジョン・ミッションの実現に向けて、各社がどのような戦略を描いているのか、その実現のために、各社はどのように対応をしているのか。グーグル合同会社が実際に発表している情報を中心に集めました
目次
グーグル合同会社とは
「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」を経営理念に掲げ、さまざまなインターネットサービスの開発と提供を通じて、世界中の技術革新に貢献してきました。
主な事業は、インターネット検索サービス、メールサービス、GPS位置情報サービス、クラウド提供などがあり、無幅広いインターネットサービスが強みで、世界中のICTビジネスの発展や生活水準の向上に貢献しています。
グーグル㈱は、ダイバーシティ経営を推進しており、人種、国籍、性別、年齢に関わらず、平等に評価される企業です。求人には幅広い職種の窓口が開かれており、求職者のキャリアに合った業務で活躍できるチャンスが有ります。
福利厚生は、育児休暇制度、退職貯蓄制度、死亡給付金など、さまざまなライフステージに合わせて社員やご家族を支援する数多くの福利厚生プログラムや社内設備が充実しています。
〇基本情報
・設立年:1998年9月27日
・創業者:ラリー・ペイジ、セルゲイ・ブリン(米国本社)
・現代表者:ピーター・フェッツジェラルド
・本社所在地:東京都港区六本木 6-10-1六本木ヒルズ森タワー
・事業内容:インターネット関連サービスの開発、運営
・売上高:不明
・社員数:不明
・HP:https://about.google/
〇代表的な表彰・受賞
・働きがいのある企業ランキング2020(2020年)
https://hatarakigai.info/ranking/japan/2016.html
・2021年度版 一流ホワイト企業ランキングTOP100(2020年)
https://www.atpress.ne.jp/releases/206539/att_206539_1.pdf
・みらプロ AIプログラミング 教育・研究支援(2020年)
https://mirapro.miraino-manabi.jp/lp_google.html
・ITreview Grid Award 2019 Spring (2019年)
https://www.itreview.jp/award/2019_spring.html
①グーグル合同会社の目指すもの・大切にすること
〇イノベーションは小さなグループから起こる
同社創業者の一人であるペイジのインタビューです。「そんなばかなことはできないと誰もが思う事ならば、競争相手はいないも同然だ」など、同社の理念にも通ずる彼の言葉を紹介しています。
・話者:グーグル(株) 創業者 ラリー・ペイジ
・公開日:2020年3月
・もっと知りたい:https://forbesjapan.com/articles/detail/33237
〇競争なんてくだらない。イノベーションこそすべて。
競争だけをしていても本当に優れたものは生み出せないと考えるペイジ氏。ライバルと争うよりも、画期的なイノベーションをすべてきであるという彼の考えについて説明されています。
・話者:グーグル(株) CEO ラリー・ペイジ
・公開日:2013年1月
・もっと知りたい:https://jp.techcrunch.com/2013/01/18/20130117the-mind-of-google-why-larry-page-argues-that-thinking-about-competition-is-silly/
〇AIファーストと未来のクラウド
ピチャイ氏が同社の発売する新型チップについてインタビューに応じた際の記事です。AI用の新型チップについて、AIを活用にクラウドサービスを展開していくという考えについてお話しいただいております。
・話者:グーグル CEO サンダー・ピチャイ
・公開日:2017年6月
・もっと知りたい:https://wired.jp/2017/06/06/sundar-pichai-future-cloud/
②グーグル合同会社の戦略・計画
〇調達部門・購買部門の在り方
同社が大きく成長していく中、調達部門のジョーンズ氏が同社のビジネスにどうのように貢献してきたか、普段目にする機会のないプラットフォーム事業の内側をお話しいただいております。
・話者:グーグル(株) 調達部門 Tim Jones
・公開日:2019年5月
・もっと知りたい:https://www.anchor-bc.com/column/google%E3%81%AE%E7%9B%AE%E6%8C%87%E3%81%99%E6%96%B0%E3%81%9F%E3%81%AA%E8%AA%BF%E9%81%94%E9%83%A8%E9%96%80%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8A%E6%96%B9/
〇プラットフォーマーの責任
日本政府がIT企業に対する規制を強める動きがある中で、同社はプラットフォーム事業者として、どのような対策をするのか、トラスト&セーフティ統括のカネガッロ氏にお話しいただいております。
・話者:グーグル(株) トラスト&セーフティ統括バイスプレジデント クリスティ・カネガッロ
・公開日:2019年12月
・もっと知りたい:https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00005/121600092/
〇グーグルは日本の暮らしをどう変える?
同社から発売された「Google Next Hub Max」について、開発された背景と利用者にどのように評価されているかを秋山さんにお話しいただいております。
・話者:Google Nest 製品戦略 アジア太平洋地区 本部長 秋山有子
・公開日:2020年1月
・もっと知りたい:https://www.phileweb.com/interview/article/202001/15/705.html
③グーグル合同会社の組織づくり・人事方針
〇イクボスプロジェクト
同社は家族の時間を重視してくれる会社だとお話しされています。そんな同社で、米澤さんが人事課として取り組んでいらっしゃるイクボスの要請についてお話しいただいております。
・話者:グーグル(株) 人事部長 米澤賢治
・公開日:2016年8月
・もっと知りたい:http://ikuboss.seesaa.net/article/409529544.html
〇なぜGoogleは本音で語る文化を重視するのか
同社では、企業内でよいチームを作るためには「心理的安全性」が大切であると指摘し、チーム作りに取り組んでいます。「心理的安全性」とは、またどのようなチーム作りをしているのか、谷本さんにお話しいただいております。
・話者:Google 合同会社 人事部長 谷本美穂
・公開日:2019年6月
・もっと知りたい:https://www.recruit-ms.co.jp/issue/case/0000000766/
〇グーグル流 創造的組織の作り方
親会社のアルファベットのポラットさんと米グーグルのノートンさんが来日された際、同社が目指す「人と組織」の在り方についてお話しいただいたインタビュー記事です。
・話者:グーグルの親会社アルファベット 上級副社長兼CFOルース・ポラット グーグル人事担当副社長 アイリーン・ノートン
・公開日:2017年11月
・もっと知りたい:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO23763060R21C17A1XXA000/
〇グーグルはこの四つのルールで採用活動を成功させる
同社人事部、ボックさんに採用をする際に行っている4つのルールをお話しいただいております。また、入社後は社員の会社への貢献度が収入に影響するという独自のマネージメントについてもご説明いただいております。
・話者:Google 人事部 ラズロ・ボック
・公開日:2017年2月
・もっと知りたい:https://careerlab.tenshoku.mynavi.jp/knowhow/knowhow-5393/
※下記は2020年9月29日時点での調査内容となっております。
④グーグルの独自の人事制度・福利厚生
〇ご家族をサポート
・様々なライフステージに合わせ、社員やその家族を支援する多くの福利厚生プログラムがある。
・Google にとっても、社員にとって大切な家族は大事という考え方。
・育児休暇制度、退職貯蓄制度の他、オフィスによっては愛犬と一緒に出勤できる制度も使える。
<詳しくはこちら>
https://careers.google.com/how-we-care-for-googlers/
〇健康管理
・エンジニアなどが集中して働けるよう、1日最大4時間の連続した作業時間を確保できる制度。
・多くのオフィスはフィットネスセンターやワークアウトクラスがあり効率良く健康維持できる。
・カフェやマイクロ キッチンでバランスの良い食事を提供。健康的な食生活をサポートしている。
<詳しくはこちら>
https://careers.google.com/how-we-care-for-googlers/
〇充実のリラックス タイム
・休暇を取る、フレックス勤務で自分の予定に合わせて働く等自分に合った過ごし方が選べます。
・誰にとっても、リラックスする時間は必要。社員にその時間を提供する取り組み。
・社員は、仕事から離れて充電したり、旅行したり、余暇を楽しむなどしている。
<詳しくはこちら>
https://careers.google.com/how-we-care-for-googlers/
〇Women@Google
・Women @ Googleは、Google最大のグローバル従業員ネットワーク。
・local communitiesに社会的な影響を与え、Googleの全女性の活力につなげていく取組み。
・52ヵ国の女性社員に、メンタリングの機会、専門能力開発、コミュニティ等を提供している。
<詳しくはこちら>
https://diversity.google/commitments/
〇Asian Googlers Network
・Googleのアジアコミュニティの専門的な能力開発とコミュニティへの働きかけを促進している。
・多様で多文化的なアジアにおいて、年間を通じた多くのイベントを開催を働きかけている。
・毎年数百人のメンバーをサポートする年次メンターシッププログラムも提供している。
<詳しくはこちら>
https://diversity.google/commitments/
⑤グーグルの労働環境と評判
〇労働環境データ
【平均年収】
・企業公式情報 :不明
・エンライトハウス:815万円
・オープンワーク :1484万円
・キャリコネ :857万円
【残業時間】
・企業公式情報 :不明
・エンライトハウス:33.0時間/月
・オープンワーク :20.8時間/月
・キャリコネ :26.7時間/月
【有給消化率】
・企業公式情報 :不明
・オープンワーク :82.0%
・キャリコネ :80.0%
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
・オープンワーク
・キャリコネ
〇評判データ
【エンライトハウス】※最大は5点
全体平均 | 4.1 |
会社の成長性・将来性 | 4.4 |
事業の優位性・独自性 | 3.8 |
実力主義 | 3.9 |
活気のある風土 | 4.3 |
20代成長環境 | 4.2 |
仕事を通じた社会貢献 | 4.3 |
イノベーションへの挑戦 | 4.4 |
経営陣の手腕 | 3.7 |
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
【オープンワーク】※最大は5点
全体平均 | 4.5 |
待遇面の満足度 | 4.9 |
社員の士気 | 4.5 |
風通しの良さ | 4.9 |
社員の相互尊重 | 4.7 |
20代成長環境 | 4.2 |
人材の長期育成 | 3.6 |
法令順守意識 | 4.8 |
人事評価の適正感 | 4.5 |
<詳しくはこちら>
・オープンワーク
【キャリコネ】※最大は5点
全体平均 | 4.2 |
労働時間の満足度 | 4.2 |
仕事のやりがい | 4.1 |
ストレス度の低さ | 4.0 |
休日数の満足度 | 4.3 |
給与の満足度 | 4.2 |
ホワイト度 | 4.3 |
<詳しくはこちら>
・キャリコネ
⑥グーグルの中途転職者・新卒採用社員の口コミ
〇福利厚生・オフィス環境
(30代・男性・2020年情報)
・福利厚生:カフェテリアの利用(3食)、バリスタによるコーヒーなどのドリンクサービス等。
・ジム利用、育児休暇、退職貯蓄制度、死亡給付金、借り上げ社宅なども利用できる。
・フリーアドレスではないが個室や半個室。情報交換できる場が複数あり環境を変えて働ける。
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
〇働き方(勤務時間・休日休暇・制度)
(30代・男性・2020年情報)
・特別な休みはないが、有給をきっちりとれる環境であり、ワークライフバランスはとりやすい。
・在宅での業務などの制度も整っていて、リモートワークが可能。副業も認められている。
・周囲の理解や信頼関係が必要だが、家族や自身の予定に応じたコントロールはしやすい。
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
〇企業分析【強み・弱み・展望】
(年代不明・男性・2020年情報)
・強みはGoogleブランドの強さ。揉まれて実用化したシステムを提供してる為プロダクトがよい。
・Googleは社員を大切にする為お客様より社員に向いている節があったが、最近は変わってきた。
・広告に次ぐ収益領域となることを目指し、最近ではエンタープライズへ力を入れ始めている。
<詳しくはこちら>
・オープンワーク