組織の活性化に対するJSR(株)の取り組み事例を紹介。ビジョン・ミッションの実現に向けて、各社がどのような戦略を描いているのか、その実現のために、各社はどのように対応をしているのか。JSR(株)が実際に発表している情報を中心に集めました。
JSR(株)とは
「マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献します。」を企業理念に掲げるJSR(株)は、1957年の設立以降、総合化学メーカーとしてその名を轟かせてきました。
その主な業務は、「マテリアルが生み出す新たな価値を創造し社会に貢献すること。」これまで、主力事業である合成ゴムなどの「エラストマー事業」において、タイヤの材料として自動車産業を支え続けてきました。
また、そこで培った技術力を、半導体材料、ディスプレイ材料といった「デジタルソリューション事業」に応用し、世界トップシェアの製品を多数有しています。
徹底した少数精鋭主義であり、若手社員にも重要な仕事が多く任せられます。また、その能力を育てるために、10年間で原則3つの部署を経験させ適正を見極める人材育成制度など、人を育てる風土があります。
〇基本情報
・設立年:1957年
・創業者:
・現代表者:川橋信夫
・本社所在地:東京都港区東新橋一丁目9番2号汐留住友ビル
・事業内容:エラストマー事業・合成樹脂事業
・売上高:496億円(2019年)
・社員数:8,748名(2019年)
・HP:https://www.jsr.co.jp/
〇代表的な表彰・受賞
・今後更新予定
①JSR(株)の目指すもの・大切にすること
〇自社の歴史を尊びノウハウや技術とともに文化や理念を継承する
自動車タイヤ用合成ゴムという主な事業に加え、新規分野での成功もとげいてる同社ですが、小柴社長は新しい分野だけでなく、会社としての「歴史」文化や理念を継承することが大切だとお話しされています。
・話者:JSR 社長 小柴満信
・公開日:2010年11月
・もっと知りたい:http://jhclub.jmam.co.jp/acv/magazine/content?content_id=6102
〇半導体からライフサイエンスへ
小柴社長より、同社のヘルスケア領域における戦略と拡大計画についてお話しいただいております。その戦略や計画の根底にある、同社の強みもお話しいただいております。
・話者:JSR 社長 小柴満信
・公開日:2018年4月
・もっと知りたい:https://www.mckinsey.com/featured-insights/asia-pacific/from-semiconductors-to-life-sciences-building-a-global-business-out-of-japan/ja-jp#
〇当社のコーポレート・ガバナンスについて
マテリアルを通じて価値を創造し、人間社会(人・社会・環境)に貢献することを企業理念として紹介していらっしゃいます。
・話者:JSR 社長 小柴満信
・公開日:2015年7月
・もっと知りたい:https://www.nikkei.com/markets/ir/irftp/data/tdnr/tdnetg3/20150716/9cky4o/140120150624428328.pdf
②JSR(株)の戦略・計画
〇中期経営計画の進捗状況や新年への抱負
2018年新年インタビューをまとめた記事です。小柴社長より、大きく増収増益となった決算の報告、またその要因、新年への抱負などをお話しいただいております。
・話者:JSR 社長 小柴満信
・公開日:2018年1月
・もっと知りたい:https://www.gomutimes.co.jp/?p=124459
〇川橋信夫社長に聞く コロナ禍に立ち向かう
新型コロナウィルスの拡大が、製造業にどのような影響を及ぼしているのか、今後の同社と業界の在り方について、川橋社長よりお話しいただいております。
・話者:JSR 社長 川橋信夫
・公開日:2020年7月
・もっと知りたい:https://www.chemicaldaily.co.jp/%EF%BD%8A%EF%BD%93%EF%BD%92%E3%80%80%E5%B7%9D%E6%A9%8B%E4%BF%A1%E5%A4%AB%E7%A4%BE%E9%95%B7%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%8F%EF%BC%88%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E7%A6%8D%E3%81%AB%E7%AB%8B%E3%81%A1%E5%90%91/
〇ライフサイエンス事業に傾注
前年の2019年の振り返りと、2020年の事業戦略について、川橋社長よりお話しいただいております。ライフサイエンス事業の中の抗体医薬関連の創薬支援サービスが好調だったそうで、ライフサイエンス事業への取り組みに力を入れたいとお話ししていらっしゃいます。
・話者:JSR 社長兼COO 川橋信夫
・公開日:2020年1月
・もっと知りたい:https://www.gomutimes.co.jp/?p=149983
③JSR(株)の組織づくり・人事方針
〇生産性向上に向け人材、ITへの変革を進める
中途採用やICT技術の取り入れなどして、生産性を上げていくことが大切だと小柴社長はお話しされています。そのポイントなるのは、ITと組織風土改革であるともお話しされています。
・話者:JSR 社長 小柴満信
・公開日:2018年1月
・もっと知りたい:https://gomuhouchi.com/materials/11308/
〇とある社長の提言について~日本合成ゴムとJSR~
基礎価値観の共有、技術者同士で成果のタスキを渡していき、解発の価値観を継続、共有していくことが、継続的な収益をうむ事業につながるとお話しされています。
・話者:日本化学会フェロー JSR特別顧問 吉田淑則
・公開日:2016年7月
・もっと知りたい:https://www.chem-station.com/blog/2016/03/jsr.html
〇ライフサイエンス事業をJSR第三の柱に育てていく
少数精鋭で新事業に挑む風土に魅力を感じているという原氏。現在はライフサイエンス事業をグローバル展開させて成功させることに注力されているそうです。
・話者:JSR 事業企画 原
・公開日:同社ホームページより
・もっと知りたい:https://www.jsr.co.jp/rc/career/person/hara.html