組織の活性化に対するAppleJAPAN合同会社の取り組み事例を紹介。ビジョン・ミッションの実現に向けて、各社がどのような戦略を描いているのか、その実現のために、各社はどのように対応をしているのか。AppleJAPAN合同会社が実際に発表している情報を中心に集めました。
目次
AppleJAPAN合同会社とは
Appleに経営理念はありません。創業者であるスティーブ・ジョブズの言葉に「必要なのは共通のビジョン、それを提供するのがリーダーシップだ。」というものがあります。
つまり1つの理念で縛るのではなく、会社の目指すべきビジョンがあり、そのビジョンが時代をとらえていれば、社員全員が自分で考え、自分の努力するべき方法を見つけられるはずと信じているのです。
AppleJAPAN合同会社の主な事業は、Apple Inc.のコンピュータ、ソフトウェア、周辺機器製品などの日本への輸入です。これらの業務を通して、「テクノロジーを介して何百万人もの人の生活を変える。」というジョブス氏の願いを日本でも実現させています。
社内制度では、成績優秀者を表彰する制度が年に数回あり、様々なイベントが充実しています。人事制度では実力主義で昇進できる制度があります。
〇基本情報
・設立年:2011年
・創業者:スティーブ・ジョブズ スティーブ・ウォズニアック ロナルド・ウェイン
・現代表者:ダニエル・ディチーコ
・本社所在地:東京都港区六本木6丁目10番1号 六本木ヒルズ森タワー
・事業内容:Apple Inc.のコンピュータ、ソフトウェア、周辺機器製品などの日本への輸入
・売上高:不明
・社員数:4000名
・HP:https://www.apple.com/jp/
〇代表的な表彰・受賞
・今後更新予定
①AppleJAPAN合同会社の目指すもの・大切にすること
〇Appleの成功は「2つの理念」によるとティム・クック氏が語る
クック氏はユーザー体験の質にこだわるというスティーブ・ジョブズの理念を大切にすること、そしてユーザーを第一に考えることを原則として事業を進めていることが成長を支えているとお話しされています。
・話者:Apple CEO ティム・クック
・公開日:2017年07月
・もっと知りたい:https://www.lifehacker.jp/2017/07/170726_tim-cook-says-apples-success-was-accomplished-by-two-principles.html
〇可能性を徹底的に追及する
同社ホームページ採用情報に掲載されている社員からのメッセージです。「それは難しい」と言われたとしても、物理的に可能である限り「実行可能だ」というのが私の経験則ですと、Srouji氏はお話しされています。
・話者:Apple シニアバイスプレジデント / ハードウェアテクノロジー Johny Srouji
・公開日:企業ホームページより
・もっと知りたい:https://www.apple.com/jobs/jp/about.html
〇アップルの秘密主義について語る
「Appleが秘密主義なのは、普通の人々はサプライズが大好きだからだ。」とクックCEOは答えました。開発中の製品に関しては秘密を貫く、それによってわくわくする気持ちを掻き立てるという同社の文化についてCEOよりお話しされています。
・話者:Apple CEO ティム・クック
・公開日:2014年01月
・もっと知りたい:https://japan.cnet.com/article/35043012/
②AppleJAPAN合同会社の戦略・計画
〇アップルを再生させたのは“成功の原則”
当時全く知名度のなかったアップル製品をどのように再生させたのか、その成功の秘訣を元アップルジャパン社長の山元氏が語りました。
・話者:元アップルジャパン合同会社 代表取締役社長 山元賢治
・公開日:2013年3月16日
・もっと知りたい:https://www.franklincovey.co.jp/case/article/1551/
〇「この国に惹きつけられる」ティム・クックCEOが語るAppleと日本
Apple Pay実用化に向けてクック氏が来日した際のインタビュー記事です。Apple Payが日本社会にどのようになじんいくのか、同氏からみた日本市場についてなどお話しされています。
・話者:Apple CEO ティム・クック
・公開日:2016年10月
・もっと知りたい:https://www.buzzfeed.com/jp/eimiyamamitsu/walk-with-tim-cook
〇他のIT企業と異なるのはiPhoneやiPadなどものづくりの会社であること
エンプロイヤブラントリサーチ、海外企業部門ランキングで連続1位を獲得した際の広報部長からのメッセージです。他のIT企業と違い、ものづくりをしている企業であるという事、これからもたくさんの人に愛されるものづくりをしたいということをお話しされています。
・話者:Apple Japan 広報部部長 竹林 賢
・公開日:2019年
・もっと知りたい:https://www.randstad.co.jp/ebr/tokyo2019/ranking03.html
③AppleJAPAN合同会社の組織づくり・人事方針
〇アップルの幹部が語る「強い組織」とは
オブライエンさんはアップルストアにいらっしゃる人に良い体験を提供することが重要で、そのため企業として最重要視すべきは「人」であるというお考えをお話しされています。
・話者:Apple 人事部門トップ兼リテール部門シニアバイスプレジデント ディアドラ・オブライエン
・公開日:2020年1月
・もっと知りたい:https://www.mashingup.jp/2020/01/deirdre.html
〇世界を変えたAppleで社内を改革
クック氏がCEOに就任されて以降、同社はコスト削減を成功させ、エンジニア主導ではなく生産効率を意識するようにと社内での優先順位が変わってきているそうです。
・話者:Apple CEO ティム・クック
・公開日:2012年5月
・もっと知りたい:https://japan.cnet.com/article/35017464/
〇Apple JapanをV字回復させた男が語る「S・ジョブズも認めた7つの組織変革リーダーシップ」
Apple JapanのV字回復を実現した組織変革について、リーダーシップの観点から、元アップルコンピュータの山元氏がセミナーで語りました。
・話者:元アップルコンピュータ(株) 代表取締役社長 山元賢治
・公開日:2012年11月
・もっと知りたい:https://jinjibu.jp/hr-conference/tokyo/201211/interview-E.html
〇Appleで学んだ「多様性」と「Fearless Feedback」
「他人を尊重する」というマインドである「多様性」と上司、先輩であっても、間違っていることに対してはフィードバックをする「Fearless Feedback」という文化がAppleにはあったと元社員が語りました。
・話者:元アップルジャパン合同会社 インターン 枡井夏生
・公開日:2019年8月14日
・もっと知りたい:https://www.wantedly.com/companies/pactera2/post_articles/182262
※下記は2020年9月24日時点での調査内容となっております。
④AppleJapan合同会社の独自の人事制度・福利厚生
⑤AppleJapan合同会社の労働環境と評判
〇労働環境データ
【平均年収】
・企業公式情報 :不明
・エンライトハウス:551万円
・オープンワーク :600万円
・キャリコネ :472万円
【残業時間】
・企業公式情報 :不明
・エンライトハウス:19.0時間/月
・オープンワーク :8.9時間/月
・キャリコネ :8.3時間/月
【有給消化率】
・企業公式情報 :不明
・オープンワーク :86.9%
・キャリコネ :86.0%
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
・オープンワーク
・キャリコネ
〇評判データ
【エンライトハウス】※最大は5点
全体平均 | 4.3 |
会社の成長性・将来性 | 4.2 |
事業の優位性・独自性 | 4.6 |
実力主義 | 4.5 |
活気のある風土 | 4.3 |
20代成長環境 | 4.2 |
仕事を通じた社会貢献 | 4.1 |
イノベーションへの挑戦 | 4.4 |
経営陣の手腕 | 4.3 |
<詳しくはこちら>
・エンライトハウス
【オープンワーク】※最大は5点
全体平均 | 3.7 |
待遇面の満足度 | 4.2 |
社員の士気 | 3.8 |
風通しの良さ | 3.7 |
社員の相互尊重 | 3.6 |
20代成長環境 | 3.3 |
人材の長期育成 | 2.9 |
法令順守意識 | 4.8 |
人事評価の適正感 | 3.5 |
<詳しくはこちら>
・オープンワーク
【キャリコネ】※最大は5点
全体平均 | 3.7 |
労働時間の満足度 | 3.9 |
仕事のやりがい | 3.7 |
ストレス度の低さ | 3.0 |
休日数の満足度 | 3.9 |
給与の満足度 | 3.7 |
ホワイト度 | 3.8 |
<詳しくはこちら>
・キャリコネ
⑥AppleJapan合同会社の中途転職者・新卒採用社員の口コミ
〇働きがい・成長
(年代不明・男性・2020年情報)
・世界のトップ企業の看板を背負って働く、最新で最高の商品を扱うことに働きがいを感じた。
・接客業を通しコミュニケーション能力や、多忙な空間での勤務でマルチタスキングスキルが向上
・技術的には自社の製品しか取り扱わないので技術的なスキルの習得はある程度で頭打ちとなる。
<詳しくはこちら>
・オープンワーク
〇組織体制・企業文化
(年代不明・女性・2020年情報)
・営業職になると、売り上げよりかは共通認識が一致するかどうかが重視される。
・もう出来上がっている会社なので、新しい取り組みにはあまり積極的でない。
・出世しなくてもこの企業に一生いたいという方々も多く、向上心のない方には向かない。
<詳しくはこちら>
・オープンワーク
〇企業分析【強み・弱み・展望】
(年齢不明・男性・2020年情報)
・強みはブランド力。企業自体が2-30年かけてどん底から這い上がってきた強みもあると感じた。
・トップが交代したことによる求心力の低下が懸念されていたが今のところ悪影響が感じない。
・今後もトップ企業でありながらやや挑戦的なイノベーションの追求を進めていくと思う。
<詳しくはこちら>
・オープンワーク